ビル倒壊
ミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生し
建築中の高層ビルが倒壊する動画を拝見しました
瓦礫を見ると…鉄骨がない!
トルコの地震もそう…中国の地震もそう…
国により耐震事情は様々とはいえ
いかに建築中とはいえビルが倒壊することは
日本では考えにくい
日本が世界でも有数の地震国であることは
周知のことですが
大正末期に起きた関東大震災を境に
日本の耐震研究は進み
今では世界トップクラスの建築技術を誇るようになり
耐震化を進める諸外国のモデルとなっています
その日本でも…
昭和10年以降には戦争準備と戦争による材料不足から
日本建築学会は自ら耐震基準を緩めたそうです
軍からの圧力もあり戦後の高度成長期まで
緩めっぱなしだった歴史があります
阪神淡路大震災では高層ビルの中間階が
階ごと押し潰れた事例や
能登地震では中規模のビルが
丸ごと横倒しになっていた事例もありました…
甚大な被害を受けた建物の多くは
高度成長期前後に建設されたものが多いと言われています
耐震には研究や技術の進化とは別に
その国が抱える経済問題が大きく影響するのです
耐震基準の引き上げはコスト増をもたらすため
経済を冷え込ませて仕事が減る…
どの国でも建設市場のウェイトは大きいゆえ
仕事が減らないように
耐震基準の引き上げを数年先送りにしてしまう…
そのような経緯をたどってきた
或いはたどっている国はたくさんあります
国民の安全安心に対する意識の違いも
その国の経済状況が影響します
雨風だけしのげれば良しとする国もありますよね
いかに優れた耐震研究や技術を持っていても
それを現場にフィードバックし速やかに施工されなければ
意味がありません
世界有数の地震国というハンデは
裏を返せば…
まじめな国民性も付加され
耐震基準が現場に反映されたプラス材料だったとも
言えるのではないでしょうか
耐震偽装などもありましたが
安全安心に対する意識の高さが
日本を世界に誇れる耐震技術保有国にしてきたわけですね
誇れるものは続ければ良い
更なる進化をし続ければ良い
良き伝統は未来へ繋げていってほしいですね
公式ホームページでもブログ更新しております
合同会社不動産ガレージ
住所:静岡県伊東市湯川452-140
電話番号:0557-55-7492
NEW
-
2025.05.12
-
2025.04.28GW休暇のお知らせ2025年ゴールデンウィーク休暇4月27日(日)~4月30...
-
2025.04.21指をさすこと指をさされると多くの人は不快に感じますそれは指...
-
2025.04.14青春時代青空が広がる向こうにはどんな景色が待っているだ...
-
2025.04.07新たな船出の季節4月になり1週間が経ちました新たな旅立ち…船出…希...
-
2025.03.31ビル倒壊ミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生し建築...
-
2025.03.24効果絶大!4つの生前...年度末ではありますが確定申告も済ませ花の便りも...
-
2025.03.17家なき子特例相続税をいかに節税するか控除しきれない財産を保...